業者選びのポイント!公共性のある外壁調査の個人・民間資格を紹介
外壁打診調査士
外壁打診調査に従事するために必要な資格で、一般的な外壁打診調査を一通りこなすことのできる個人資格です。外壁打診の技術に対してのノウハウと調査チームのマネジメント能力が外壁打診調査協会から認められます。
主に調査現場において外壁打診の技術を活かして調査員としての作業を行う肩書です。一級・二級建築士等の国家資格と異なり、外壁打診調査巣士はあくまで個人の民間資格ですが、公共性が高く知名度も高い資格と言えるでしょう。
上級外壁打診調査士
上級外壁打診調査士は外壁打診調査士よりもさらにやれることが増え、打診調査業務の受注・見積書・報告書の作成、現場作業など業務全般をこなすことが可能な資格です。外壁打診調査士同様に民間資格ですが、外壁打診調査協会が提供する「報告書作成ソフト」を使用することができるようになります。
資格を取得には外壁打診調査士と同じセミナーを受ける必要があり、ロープブランコ(ロープアクセス)を使用した外壁打診業務を行うには特別教育を受ける条件も同じです。
外壁打診調査認定事業者
外壁打診調査の作業はもちろん、業務において受注から調査・報告書作成・提出までの全業務を一括して行う企業・事業主向けの資格です。上級外壁打診調査士では外壁打診調査協会と認定事業者を通さないと行えなかった報告書の提出ができるようになり、打診調査業務を効率的に遂行可能となります。
国家資格ではない個人・民間資格ではありますが、外壁打診調査協会から技能を認められた打診調査作業・業務における信頼性の最も高いことの証明です。