外壁調査で使用する赤外線カメラによくある質問と豆知識
赤外線カメラはどこのメーカーのものが主流?
外壁調査会社で主流なのがFLIR社製のカメラです。T-1040だと、赤外線カメラの画素数は約80万画素となります。約80万画素の赤外線カメラは、市販されているハンディタイプの赤外線カメラと比較すると最も高性能なカメラです。
FLIR社製の赤外線カメラは、世界的にTOPをシェアを占めている非常に高性能な赤外線カメラとして知られています。耐震・外壁調査は、不測の事態に対して有効的な対策です。そのため、より高度な技術と測量技術を持って、精度の高い機器を用いた測定が必要になります。
赤外線カメラで撮影した写真は平均何枚撮る?
外壁調査でのカメラ撮影は、さまざまな個所や角度から撮影することが必要です。基本的に数十枚、多いときで100枚以上に上る場合があり、これは建築物の規模や依頼者の希望によって変動します。
赤外線カメラは熱感知によって可視化するのが目的なので、調査資料として数を必要とするケースが少なくありません。より精密な解析データが必要になるため、特定建築物定期報告での外壁調査では写真枚数が増えると考えておきましょう。
熱画像とはどういうもの?
熱画像とは、撮影対象の表面各部から自然に放射された赤外線エネルギーを赤外線検出器で検出して画像処理されたものです。画像処理されたものは温度分布像として色分布で表示され、可視画像として現像されます。
赤外線サーモグラフィで処理した熱画像は、さまざまな形式でプリントアウトすることが可能です。例えば、ファイル形式PDFやobjといったデジタルデータとして記録する際、撮影したそのままの状態で閲覧することができます。