施設や高層建物で行われた外壁調査の事例を調査方法別に紹介

施設や高層建物で行われた外壁調査の事例を調査方法別に紹介

ロープアクセスによる大学施設の外壁全面打診調査

ロープアクセスは外壁調査中、費用がかかりやすいのが特徴です。京都の大学で実際に外壁調査を行った際、調査報告書の作成費用も含めて約183万円という事例があります。調査範囲は約1,500㎡なので、相場に近い費用と考えられるでしょう。

大学の外壁で工期が10日程度ということを考えれば、一般平均の外壁調査とも言えます。建物の規模や依頼した業者によって料金は異なるので、あくまでも目安として捉えておくべきです。

ドローンを使った高層マンションの外壁調査

とある抗争マン所の外壁調査でドローンを用いた場合、調査費用は約78万円という事例があります。ロープアクセスなどの打診調査に比べて大幅に費用がかからず、半額以上というのが印象的です。マンションは縦型の建物が多いため、調査がスムーズで比較的簡単なことも魅力に感じます。

こちらの事例では赤外線も併用しており、高層マンションなので太陽光も十分に当たっているという好条件です。ドローン調査のメリットを最大限生かし、より効率的な外壁調査が行えたと言えるでしょう。

赤外線を使ったオフィスの外壁調査

とあるオフィスの外壁調査で赤外線を用いたところ、費用は約23万円という報告がありました。赤外線調査の相場は、120~350円/㎡とされています。調査の規模が広くなかったことを考慮しても、調査費用とすれば格安の部類と言えるでしょう。

仮に1,500㎡だとしても約150万程度なので、打診調に比べてコスパは高いです。天候、特に日陰に弱いというデメリットがありますが、手軽かつコストのかからない調査方法であることは間違いありません。

紹介サイト一覧