資格を取れば外壁調査員になれる!外壁調査の資格取得方法を解説

資格を取れば外壁調査員になれる!外壁調査の資格取得方法を解説

建築物調査員資格の有受験資格者であること

外壁調査員になるには、特定の知識を保有していることが条件になります。大学や短期大学、高等学校、中等教育学校で正規の建築学、土木工学、機械工学または電気工学に相当する課程を学び、卒業していることが必要です。

正規の建築学に相当する課程とは、教育機関やそれに相当する場所での建築工学科、建築学科、環境デザイン学科、建築デザイン科を指します。履修科目に工業科がある学校などが、これらに相当します。外壁調査を行うには、有資格者であることが重要です。

セミナーを受講し、実施する認定試験を合格する

協会が定めるセミナーを受講し、そこで実施される認定試験に合格することで資格を取得することが可能です。セミナーは地域や協会ごとに異なりますが、およそ2時間程度の受講時間となります。当然セミナーの受講には費用がかかり、約5万~30万円程度(2年間)が相場です。

ちなみに資格取得後も資格の更新料が発生します。こちらも2年程度の更新期間となり、費用はセミナー受講時よりも若干安いケースが少なくありません。資格証を紛失した場合、有料で再発行が可能です。

国土交通省で資格証を発行してもらう

セミナーを受講して資格試験に合格しても、資格証は受講・受験した協会から発行されるわけではありません。最終的には、国土交通省から発行されます。資格者証発行には、国土交通省の専用ページから申請手続きが必要です。

発行にはマイナンバーや住民票の写しなどが必要となり、郵送とWEBからの申請が可能。再交付手続きや資格証の返納手続きは、国土交通省のサイトから行います。外壁調査は国土交通省の認定の下で実施され、資格保有者は国家資格として認められているものです。

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