外壁調査を行う際の流れとともに調査方法の内容を解説!
業者に見積もり依頼を出す
外壁調査を行う際、調査の専門家に依頼するのが一般的です。調査を行ってくれる会社等の業者への依頼は、基本的にインターネットか電話から行います。大体どこの業者も初回の依頼相談時に調査費用の見積もりを行っているので、双方が同意したら契約成立です。見積もり依頼は無料の業者をなるべく選びましょう。
実際に外壁調査を行う前に、調査員が現地調査から始めます。本格的な調査実施は当日と後日の2パターンあるので、依頼時にいつ頃調査を行うのか相談してください。
所定の調査方法で外壁調査を実施
外壁調査の依頼時に決定した調査方法に従い、現地で調査が行われます。調査実施方法は建築物の立地状況や調査状況を確認して、依頼者と業者の双方で相談するのが通例です。現地の状況や天候によって調査方法の変更か延期を余儀なくされるケースもあるので、スケジュールは入念に決めておいたほうが良いでしょう。
外壁調査の工期は調査方法によって異なります。ドローンや赤外線なら最短当日ですが、打診法で高所作業車などの設置が必要な場合には、1週間以上かかるケースがあるのです。
外壁調査の結果報告を受ける
外壁調査がすべて終われば、外壁打診調査の診断結果を報告書として作成します。調査報告書の作成は一級建築士等の資格保有者が行うので、基本的に業者に任せて構いません。作成された調査報告書は、特定行政庁に提出します。
前回の外壁調査の報告内容に改善事項があった場合、今回の調査で必ず改善内容を報告書に記載しなくてはなりません。また、調査報告書に不備がある場合は再提出か最悪再調査を指導されるので必ず提出前にはチェックの必要があります。