外壁調査の調査方法とは?一般的な調査実施方法を紹介

外壁調査の調査方法とは?一般的な調査実施方法を紹介

肉眼及び双眼鏡や望遠鏡等を用いた外壁・外観観察

基本的な外壁調査では、肉眼による双眼鏡や望遠鏡等を用いた方法が旧来から取られています。最も手軽かつ、簡単に行える調査方法として、どの現場でも用いられている方法です。近年では使用する機材や道具が高性能化され、赤外線等の技術が導入されるケースが増えてきました。

肉眼での外壁・外観調査を行った後、手の届く範囲をテストハンマー等で打診調査に映るのが一般的な外壁調査です。古典的な手法ですが、実際の目で確認するのは調査の基本になります。

テストハンマー等による手の届く範囲の打診調査

双眼鏡や望遠鏡を使い、肉眼での外壁・外観調査で一通り確認をしたら、次はテストハンマー等で実際の壁を打診調査します。打診調査の範囲は手の届く範囲で行い、欠損や壁素材の浮き、ひび割れに汚れ等の損傷を確認する流れです。

歩行者に危害を加える恐れがある部分は、テストハンマーによる打診調査や赤外線調査によって全面確認が行われます。基本的に3年以内の定期報告では全面打診の義務はありませんが、多くの企業は全面調査を実施するのが通例です。

そのほかの外壁打診調査の方法

外壁打診調査にはさまざまな種類があり、仮設足場や高所作業車、ゴンドラ・ブランコ・ロープアクセスから赤外線サーモグラフィ、ドローンなどの調査方法があります。調査員が実際に壁に触れ、調査を行う打診調査は旧来の方法ですが、近年は最新技術を使った調査方法を取り入れている傾向です。

調査方法には調査員のリスクやコストなどメリットとデメリットが異なり、調査対象となる建築物に合わせた外壁打診調査方法が選ばれています。

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