外壁調査の費用相場を紹介!【打診調査・赤外線カメラの外壁調査】
外壁調査の費用の決まり方
外壁材の調査時にかかる費用は見積書の詳細項目で把握しておきましょう。基本的にどんな方法でも必要となるのは人件費、仮設費、機器使用料などに分けられます。打診検査では人件費と間接費が高くなる傾向にあり、反対に赤外線調査では機器使用料の割合が高くなります。
この他には諸経費などがありますが、報告書の作成や熱画像の解析、ひび割れなど損傷部分を依頼者に伝えるための書類作成に発生する手数料が追加されやすい費用となっています。
打診調査の費用相場
打診調査は、ドローンを使用する赤外線調査と比較すると費用が高くなる傾向にあります。壁面の面積によって変動しますが、1,500平方mで23万円~197万円といった費用感です。マンションか戸建てかによっても費用は大きく変動します。
特に集合住宅やビルであれば、表面積が大きくなるほど足場の面積や作業人数が増加し、工期も長期化するため費用が高くなっていくのが一般的です。目視法による調査費用が計上されることは少なく、予備調査も含めた調査状況の報告にかかる費用が加算される傾向にあります。
赤外線カメラの外壁調査の費用相場
赤外線カメラを使った調査の相場は、1,500平方mで23万~156万円の範囲です。下限は打診調査と大きな差はありませんが、上限をみると40万円近くの差があります。また諸経費として状態を報告するための画像解析費用などが追加されるのは、打診検査と同様です。
別途、現地撮影費用や機器使用料が加算される傾向にあります。しかしビルの面積が大きくなってもこれらの金額が大きく増えないケースが多く、トータル面積が大きいほど赤外線カメラ調査の方がコスト面で得になる傾向です。
外壁調査の費用相場については
もご参考にしてください。